ご挨拶

 岐阜の建築作品を紹介して参りました町の小冊子誌『岐阜建築探訪』は2005年に廃刊しました。10年間ありがとうございました。
創刊ならびネット配信〜以来20年、岐阜の建築界も大きく変わろうとしています。まさに『ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず、、、、』のごとく 造られ壊されそして消えてゆき、そして新しい建築がまたつくられていきます。
この20年ほどの間に人間の限界を感じる自然の力を見せつけられ、人間の一生と建築のありかたを時の流れと共に教えられ考えさせられました。
現在岐阜の建築界も世代交代と言ったとこでしょうか?今後若い建築家に期待を込めたいと思います。

岐阜の町から


織田 信長

 

 かつて岐阜に戦国の武将「織田信長」がいました。彼は岐阜の町を大きく発展させ、天下統一をめざしました。この時代に町を見た宣教師ルイス・フロイスは、岐阜城や信長居館の壮麗さに驚き、城下町の賑わいを「古代バビロンの如し」と書き残しています。また、晩年信長は壮大な安土城を建てており、このような史実を、「織田信長はすぐれたデザイナーであり建築家であり施主でもある。」と生前、司馬遼太郎さんはJIA NEWS1992で述べておられます。
 現在の岐阜の町も金華山と美しい長良川に囲まれており、この美しい環境こそが歴史を生み、信長という人物を登場させる要因にもなったような気がします。

有限会社IPY空建築企画事務所   吉田 和男